This article was originally published on Travlerz
ドローンが軍事用途のみに利用されていた時代は過ぎ去り、今や一般の人々が娯楽や仕事目的でドローンを利用しています。ドローン技術は迅速に発達しているので、人々が以前は簡単に辿り着けなかったような場所で印象的かつ信じられないような写真を撮影し始めたということは、少しも不思議ではありません。
モリソンズ・クワリー
ケベック州、チェルシーにあるモリソンズ・クワリーの上空でドローンを飛ばす機会があるなら、空中から写真を撮る絶好のチャンスを逃さないでくださいね。
水がとても綺麗ですので、あなたもその場所が気にいると思います。現地の水中には無数のダグボートや車もありますので、スキューバ・ダイバーらがダイビングを非常に楽しんでいます。
シルバードー
かつてサッカーチームのデトロイト・ライオンズのホームであったシルバードーム・スタジアムが、ただ老朽化していくままになっている様子は残念なことです。2002年にチームがスタジアムを去り、2009年に投資家がサッカースタジアムに作り替えようと購入しましたが、実現しませんでした。
このスタジアムはかつてスーパーボウルの開催地となり、NBAの決勝戦が行われ、教皇が訪れ、またエルビス・プレスリーがコンサートを行ったこともあるなど、歴史的にかなり重要な記念建造物なのです。
巨大なピンクのウサギ
ピンクのウサギは、2005年に北イタリアのピエモンテ州でドローンによって初めてその姿が捉えられました。
ハゼと言う名前がつけられたウサギは、長さ200フィート(約60メートル)で高さ20フィート(約6メートル)あります。2025年までその場所に保管される計画でしたが、2016年までに腐敗してしまいました。
漁師とシュモクザメ
最もちょうどいいタイミングで撮影されたドローン写真の1つだ、といえるこの写真から始めたいと思います。これは、フロリダのパナマシティ・ビーチで撮影されました。この写真からは、漁師の男性が自身の最善を尽くしてサメを手繰り揚げようとしていて、それを安全な距離をとって見守っている人々が見えると思います。幸運なことに、彼はサメを手繰り揚げるのに成功し、サメは傷つくことなく海に返されました。
パナマシティ・ビーチに居合わせたある漁師は、「シュモクザメを狙っていたわけではないのですが、釣り糸が海に出てしまうと、何がかかるか全く分からないんです。」と説明しました。
どこもかしこも高層ビル
今あなたが見ているのは、限りない数の高層ビルで知られる街である、香港の見事な鳥瞰図です。
高層ビルは見る分には美しいですが、そのせいで住宅市場で手ごろな価格の住居を見つけることは、市民にとってはかなり難しいのです。
大きなホホジロザメとパドルボーディング
この写真は、南カリフォルニアの海岸でドローンを活用して撮影されました。フォレスト・ガラントとマーク・ロマノフは、人間とサメの関係についてのドキュメンタリーを撮影していました。
この写真の中の女性たち、ジェシカとケリーは、大きなホホジロザメが自分たちと一緒に泳いでいるのに気づいています。この写真の目的は、サメは描写よりもずっと危険性が低いと言うことを世界に伝えることでした。
飛行機の墓場
アメリカが軍事用品の購入に多額のお金を費やしているということは、否定しようがありません。しかし目的を果たした軍事品がその後どうなるのか、不思議に思ったことはありませんか?その疑問に答えるのが、アリゾナ州ツーソンにある「飛行機の墓場」です。
そこは4,000以上の様々なタイプの軍用機が眠る場所です。これは第二次世界大戦の終わり以来から存在する、世界でも最大の収納庫です。
優しい巨人ガリバー
スコットランドのエディンバラを飛行しているドローンが、この写真を撮影しました。これは優しい巨人ガリバーと称される像です。有罪判決を受けた殺人犯であるジミー・ボイルが、グラスゴーのバーリンニー刑務所に収監されている時に作成しました。
地元の人々の間でかなり有名になったこの像は、1976年に設置・公開されました。年月が経って不安定になったのと、政府が洪水防止システムを建設しようとしたため、2011年に地方政府が像を撤去することを決めました。像は取り壊されましたが、インターネット上で今日まで生き長らえています。
救世主キリストの像
この珍しいリオ・デ・ジャネイロの救世主キリスト像は、ドローンの力を借りて撮影されました。
像は124.7フィート(約38メートル)の高さがあり、標高2,329フィート(約710メートル)のコルコバード山の上にあるので、これほど完璧な写真を撮影できた功績は全てドローン操縦者のものですね。
バヌアツ火山
これは、ハリウッド映画から飛び出してきたような、非常に狂気なドローン写真です。
多くのドローンがこの場所の高い気温に耐えることができず、この写真を撮ろうとしたドローンのいくつかが行方不明になった、と言うことが後に判明しました。
テーマパーク・シックスフラッグス
これは、ニューオーリンズ東部にある放棄されたテーマパーク・シックスフラッグスです。2005年に、ハリケーン・カトリーナへの対策を行っている最中に閉鎖されました。残念なことに、その後開かれることはありませんでした。
この写真はハリケーン・カトリーナが襲来した2週間後にドローンで撮影され、当時園の大部分が水の下に沈んでいたのが分かると思います。
クラーケンの巣穴
「クラーケンの巣穴」と言う名前は恐ろしく聞こえますが、これは自然に発生したものではなく、人工的に作られたものです。
これはカリフォルニアの貯水池の土地に建てられた人工の水吐け口です。ただ、それでも恐ろしく見えますね。
ミール鉱山、シベリア
ミール鉱山はこれまで建設されたダイヤモンド鉱山の中でも初めて建てられた最大のものですので、これは非常に特別なドローン写真です。
この鉱山はソビエト連合の管轄下で1955年に発見され、それ以来活発に利用されています。
グアテマラのシンクホール
2010年に、グアテマラの街はアガサと呼ばれる熱帯暴風雨が襲来し、この恐ろしいシンクホールが現れました。
シンクホールの直径は65フィート(約19.8メートル)で、深さはおよそ300フィート(約91メートル)あります。この光景は非常に恐ろしく、さらにより恐ろしいのはグアテマラの街ではシンクホールが非常に頻繁に発生するということです。
フランチェスコ聖堂
紳士淑女のみなさん、これはアッシジ、フランチェスコ聖堂と関連修道院群です。写真はドローンが撮影し、何世紀にもわたって地上にある建物群をドローンが写し出しています。
調査によると、建設が始まったのは1228年です。ここには教会が2つあり、聖堂の地下室にはアッシジのフランチェスコ修道士が架けられているのが残っています。建物群全体は2000年にUNESCOの世界遺産に登録されました。
ペガサス航空8622便
これはトラブゾンの街のペガサス航空8622便を写したドローン写真です。しかし、トラブゾンに到着した時、8622便は滑走路から離れ崖を滑り落ちてしまいました。
全員にとって幸運なことに、飛行機は黒海に直撃する前に停止しました。負傷者はいませんでしたが、空港は閉鎖され調査が終了するまでそのままの状態が維持されました。
跳び出すザトウクジラ
このクレイジーな写真はカリフォルニアのサンタ・バーバラで撮影され、この場所でザトウクジラが水から跳び出し危うくボートを巻き込んでしまうところでした。
アドレナリンが放出し終わって、ボートの乗組員は人に伝えられる素晴らしい話ができて非常に興奮しました。ドローンのおかげで、乗組員たちの話は非常に強力な証拠に支えられたのです。
共同巣
初見ではこの写真の物体が牛かアメリカヘラジカの頭だと思ったのではないでしょうか。しかし、これは実は非常に素晴らしいものです。この写真は、有名な最大の鳥の巣を南アフリカの写真家がドローンで捉えたものです。
この大きな巣の中には、何百羽ものシャカイハタオリが住んでいて、この鳥はそのメンテナンス技術で知られています。なぜこの鳥たちの巣が100年もの間そこにあるのか、これで説明できますね。
ベトナムのアヒル
ベトナムのトゥイホア市の下流、バ川の上空から撮影されたこの写真は、人間と自然がどのように共存できるかを写し出しています。
アヒル農園は実はベトナムでは一般的な取り組みで、現地では伝統と捉えられています。ベトナムでは毎年3億羽以上ものアヒルが育てられ、通常アヒルはその肉、または時折その卵のために飼育されます。
砂の中のラクダ
あぁ、これはなんとも魅力的な写真ですね。全功績は、空撮用ドローン Phantom 4 Advanced を使ってこの写真を撮ったアブドゥラ・アルナサーのものでしょう。
そして、これはパソコンで作ったアニメ写真ではありません。太陽が完璧な位置に登っていたので、影がドラマチックなミラー効果を発揮したのです。華々しい光景ですね!
ハリケーン・ハービー
この写真は、ハリケーン・ハービーがヒューストンのメトロポリタンエリアを破壊した直後にドローンが撮影したものです。ドローンはこの損害を写し出すためだけではなく、生存者がいないか確認するためにも使われました。
ハリケーン・ハービーは多大な損害を与えました。損害の大部分は洪水によるもので、損害額は全体で1250億ドルでした。
畑のカカシ
この写真は2016年に撮影され、この年は世界中で恐ろしいカカシの目撃例が最も多かった奇妙な年です。
特にこの写真はアラバマ州のハンツビルの上空を飛んでいたドローンが捉えたものです。偽物かどうか分かりませんが、紛れもなく恐ろしい気持ちにさせられる写真ですね。
ロータス寺院
ドローン写真家のアモス・チャップル・レックスのおかげで、ニューデリーにあるこの美しいロータス寺院の写真を見ることができました。
この寺院は9つのプールといくつかの庭園に囲まれており、そのおかげで非常に穏やかで唯一無二の場所になっています。この素晴らしい、イラン系アメリカ人建築家ファリボルズ・サバアが設計した建造物は、年間350万人以上の人々が訪れます。
風力タービンの自撮り
この男性が自撮りをするためか、それともメンテナンスのために登ったのか分かりませんが、彼のおかげでこれを見た人の中には真剣に自撮りの目標を立てた人がいると思います。
彼がそこへ登った理由によらず、この写真はこの記事で取り上げるに値するほど美しいドローン写真です。
スタテンアイランドのボート墓地
ニューヨークの街のど真ん中にボート墓地があるのを知っていましたか?スタテンアイランドのボート墓地は1930年から現在の場所にあります。
墓地として建てられたわけではなく、単なる解体工場でした。ただそこまで利益が出なかったので、放棄されたのです。
冬のニューヨーク
この光景はハリウッド映画の「デイ・アフター・トゥモロー」を思い起こさせませんか?世界滅亡後の写真のように見えるかもしれませんが、これは実際の光景を撮影したものです。
その年の初めての雪が街に降ったので、写真家はドローンを取り出してこの壮観な光景を撮影しました。
ワニ農場から逃げ出す
3メートル長のワニの写真が、プーケット島のビーチリゾートの上空を飛んでいるドローンによって撮影されました。
このワニは近くのワニ農場から逃げ出してきたもので、信じられないかもしれませんが、ワニ農場はこのビーチリゾートの近くにあるのです。どれだけ危険で命取りになりうるか、指摘する必要はありませんね。
なんとも急勾配な崖
高所恐怖症なら、ここに来るなんて絶対考えないでください。また、登山者の居心地良さそうな様子を見てください...彼にとってはまるで公園を歩いているかのようなのですね。
この写真を見るだけでも心臓がバクバクさせられてしまいます。この写真は、ドローンがどれほど便利になったのかを示す証拠でもありますね。
クジラとスイミング
この世で最も大変おもしろいものの1つは、海の中からクジラが出てくる様子を見ることです。この写真は、休暇でメキシコに訪れた人が撮影しました。
この人たちは、その雄大な獣を近くで見ることができ非常にラッキーだったので、ドローンを飛ばしていたこの人物はこの貴重な写真を撮影したのです。
気をつけて、気をつけて
もし新鮮な空気を吸ってちょうどいい日焼けをしたいのであれば、屋根上での日光浴は悪くないアイディアだと思いますが、そうすると歓迎されないゲストがきてしまうこともあります。
ええ、この女性には全ての歓迎されないゲストへの対策がありました。ドローンをホウキを持って追い回すが、単純にホウキをドローンに向かって投げるかのどちらかです。
打ち上げられたクジラ
これは、磯浜に打ち上げられたクジラの死体を写し出した、どちらかというと不運なドローン写真です。
私たち人間が全ての生物の生息地を脅かしているので、このような悲劇を見るのはいつも悲しいものですね。
ぜったいにNG!
ほとんどの人にとっては絶対にNGだと思いますが、今あなたが見ているのは、ギネス記録保持者のディ・ワンランが滝に向かって飛び込む瞬間を完璧なタイミングで捉えた光景です。
「彼は60歳を超えていて、ウォーターフォール・ダイビングのギネス世界記録保持者です。中国の黄河の有名な河口と黒竜江省地方の給水塔の大きな滝では、彼はその跳躍で世界を驚かせました。」と、この写真を撮った写真家が語りました。
史上最高のウェディング・フォト?
みなさんが私たちの意見に納得するかどうか分かりませんが、これは史上最高のウェディング・フォトの1つだと思います。この写真が捉えた美しさをぜひ眺めてみてください。
このカップルが高層ビルの高さを最高の利点として利用した、という人もいるでしょうね。
エルニーニョ現象
時々、自然は本当のボスが誰なのか、現実を見せてきます。これは、私たちは自然には歯が立たないということを示している1つの事例です。
このダメージはエルニーニョ気象現象によって引き起こされたもので、全てが崩れ落ちるのに時間はかかりませんでした。
カヤック祭り
これが本当の写真ではないのではないか、と疑問に思っているのであれば、あなたは人生でそこまでヤンチャをしたことがないのではないでしょうか。これは、手に負えない事態になることが多い中国のカヤック祭りです。
真ん中で行き止まると、そこから抜け出すのは本当に複雑で難しいです。しかし、それも非常に楽しい経験でしょうね。
ハリケーン・マリア
これは、ハリケーン・マリアがプエルトリコとドミニカ共和国を襲撃した時にハリケーンが引き起こした損害を写した写真です。この写真は、人工のものは自然の前では歯が立たない、ということを示しています。
ドローンのおかげで、この損害が査定され、数名の命さえ救われました。また、ドローンは任務中の救助者たちを助け、完璧なルートを計画する際に救助者をサポートしました。
モン・サン=ミッシェル
あなたが見ているのはモン・サン=ミッシェルで、これは最も有名なUNESCOの世界遺産の1つだとされています。フランスのノルマンディー地方に位置し、毎年300万人以上の人々がこの美しい場所に訪れます。
モン・サン=ミッシェルが実は百年戦争の際に征服されることがなかった、と言うことはご存知でしたか?征服しようとする人がいなかったわけではありません。イギリス人はモン・サン=ミッシェルを征服しようと最善を尽くしましたが、1度も成功しなかったのです。
最悪の交通渋滞
中国は、14.2億人を超える人口を抱えた世界でも最も人口の多い国です。中国が人口過多であることを考えると、世界でも最悪の交通渋滞が起きているのも納得です。
この写真は、2010年の北京・香港・マカオ間の高速道路を撮影したものです。そして、そうです、車が端まで埋まった状態のおよそ50レーンの車道があります。信じられないかもしれませんが、この交通渋滞は12日間という驚異的な期間続いたのです。
流された道路
強力な壁と道路を作れても、自然には逆らえません。遅かれ早かれ、自然が勝ってしまうのです。
これは暴風雨の際に起こった洪水の余波で、まるで進行方向の途中にあった小さいハードルかのようにたやすく道路を流してしまいました。
クジラの潮吹き
そして最後になりますが忘れてはいけないのが、ドローンが撮影した中でも最高の写真の1枚がこちらです。この写真を見ると、ドローンがあって本当にラッキーだと思ってしまいますね。
ドローンの操縦者は、クジラが潮を吹いたタイミングを完璧に捉えました。霧の中を光の筋が通り、美しい虹の光景が作られました。あぁ、なんとも魅惑的な光景でしょう!
都市ホムス
シリア戦争は2011年に始まり、都市ホムスは闘争の大部分が行われた場所でした。この結果、その戦争で都市のほぼ全体が破壊され放棄されました。
戦争によって非常に多くの人が死にたくさん破壊されました。信仰や政治的思想は違えど、人々への哀れみの気持ちを感じてしまいますね。
サンアンドレアス断層
これは、カリフォルニアを2つの地域に分ける世界でも有名な断層です。この断層によって、カリフォルニアは北米プレートと太平洋プレートの2つの異なる地質構造プレートの上にあります。
これがカリフォルニアでは地震が非常に多い理由で、実際の断層はサンフランシスコとロサンゼルスの間に位置しています。
タブズの火災
タブズの火災はカリフォルニアの全歴史の中でも最も破壊的な火災の1つだと認識されています。
2017年に火災が発生し、その影響で5,643棟の建物が破壊され、およそ13億ドルもの被害が出ました。